殺陣

殺陣とは

映画やお芝居などでの立ち回りのこと
立ち回り:お芝居などでの喧嘩のシーン

つまり、見栄えの良いカッコいい喧嘩。

元々は演目の名前を「殺人」にというのが始まりのようで、
ちょっとそれは・・・となったのか「殺陣」になったそうです。

私の所属する「日本殺陣道協会」も
名刺を渡したら90%の確率で

『にほん…さ、さつじん!?』と盛大に怯まれます。

間違いではないです。
殺陣をサツジンと読ませる場合もあるとのこと。

ですが、日本「たてどう」協会です(笑

タテ自体は映画などよりも先に
歌舞伎の中の立ち回りのことを指していたと言われており、
さらに派手なのは大立ち回りというらしいですね。
見てみたいです。

殺陣と居合は違うの?

よく聞かれます。
剣道とも違うの?とか。

殺陣は芝居なので、刀を役者に当てません。
刀同士がぶつかることもありません。

カメラアングル、演出・効果音などによって
斬れてる/斬られているように魅せるもの。

居合はそれぞれの流派があり、
型があり、仮想敵を想定して日々鍛錬する武道。

美しいですね。
近々私も習いに行こうと思っています。
殺陣には殺陣の魅力があるのですが、
居合のあの研ぎ澄まされた集中力と
太刀筋の美しさ、体捌き、惚れ惚れしてしまいます。

殺陣はどんなお稽古をするの?

殺陣にも基本の型があります。
日本殺陣道協会では三十七手あります。
多くが剣道や居合にも似た構えだと思いますが、

一番の違いは
怪我をさせない/怪我をしない

なので、上段(刀を頭上に持ち上げ構える)でも
刀の角度は45度くらいに立てておく。
そうすることで後ろの人に刀が当たらないのです。

上段は動き回っても
別の型から次の攻撃を出す時にも
必ず刃の角度は周りの安全を確保する角度です。

間合いも居合などでは1歩で切り込める距離らしいのですが、
殺陣では2歩です。
基本的に2歩で斬り込みます。

これら間合いや刀の角度が身につくまで何度も先生に
「コラー!」と言われながら練習します。

そしてもう一つ大きな違いは
「声をかけてから斬りかかる」

今から攻撃しますよ!の合図。

実践の戦闘では絶対やらないでしょうね。
刀の振りと声が一緒に出たとしても
斬る前に声を出すなんて

「息を隠せ」と言われる剣術の世界で
あり得ないことですが、

殺陣の場合は息を合わせるためにも
声→攻撃になっているのです。
なのでどの手の時に誰が声を出すかなど
密かに細かいところまで打ち合わせをし、
練習を重ね、立ち回りが完成します。

殺陣の魅力

本能に素直になるというところではないでしょうか。
小さい子がおもちゃの刀や
木の棒を持ったら誰に教わるでもないのに振り回す。

衝動に素直になる
童心に返ることにワクワクする

その心の動きに何ら反発しない。
加速させてもいいくらいである。

そしてその心の先に
武士道を学び、
日常生活にも凛とした涼やかさをプラスする。

殺陣を通じて大和魂に火が灯った生活は
殺陣を知らなかった時より
静かで柔らかくそして強いものになりました。

ワクワクするものに一直線。
それが衝動で本能なら
それを表現する場として殺陣ほどフィットするものはない。
そう思うのです。

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